Marp Cliを使ってMarkdownファイルをパワーポイント形式に変換してみる
どうもわや(@wayawatech) です。
ブログ作って早々気づいたら2年間も放置してました、時が経つのは早いですね。
先日ツイッターを眺めてみると、こんなツイートがありちょうどMarkdownをパワーポイント形式に変換したいと思っていたのでMarpを使ってみたいと思います。
VSCodeでパワーポイントが作れるぞい♪ pic.twitter.com/YmJxW7OSD2
— おばあちゃんのプログラミング教室(ばあプロ)【旧式】 (@Pythonist19) 2021年9月27日
なお、この記事ではVisual Studio Codeの拡張機能のMarpではなくCliのMarpを使用します。
この記事でわかること
この記事の想定読者レベル
環境構築
Marpのドキュメントを見るとWin環境ではScoop1でインストールができます。
Scoop環境がない場合は、Scoopもインストールしちゃいましょう。
Scoopのインストール
コマンドプロンプト上、またはWin + R
キーでpowershell
と打ちpowershellプロンプトで下記のコマンドを打ちます。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser -Force iwr -useb get.scoop.sh | iex
エラーメッセージが出た場合は、TLS1.2の有効化してから、再度コマンドを打ってみてください。
// TLS1.2有効化 [Net.ServicePointManager]::SecurityProtocol = [Net.SecurityProtocolType]::Tls12
Marp Cliのインストール
コマンドプロンプト上で、下記のコマンドを打ちます。
scoop install marp
使い方
MarpのGithubにデモ用のMarkdownファイルがあるのでダウンロードしてきましょう。
--- marp: true theme: uncover --- # Hello, I'm Marp CLI! Write and convert your presentation deck with just a plain Markdown! --- <!-- backgroundColor: beige --> ## Watch and preview Marp CLI is supported watch mode and preview window. --- # <!--fit--> :+1:
ダウンロード出来たら、コマンドプロンプトでMarkdownファイルのあるフォルダへ移動し、下記のコマンドを打ちます。
marp --pptx demo.md
変換が完了するとこんな感じのパワーポイントが生成できました。
パワーポイント形式のほかに、HTML, PDF, PNG, JPEG形式の変換ができるようです。
終わりに
Markdownは書きやすく便利なものの、僕の周りでは詳しい人ばかりではなく「資料はパワーポイントで 」と言われる事も少なくなかったので、Markdownからパワーポイントに変換できるMarp Cliを使ってみました。
定型的な資料作成は、元となるMarkdownをプログラムで生成してパワーポイントに変換して提出、のようにして楽していきたいですね。